party report
オリエンタルホテルのパーティーレポート
◆ザ・テラスルーム◆
NEW〈2025年9月レポート〉
10年越しの再会が紡ぐ
想いあふれるあたたかな一日
披露宴会場 : ザ・テラスルーム
挙式スタイル : キリスト教式
参列人数 : 42名
ーおふたりの馴れ初めー
「中学時代の同級生で、中学3年生の時に同じクラスになり
席が隣になったことをきっかけに話をするようになったおふたり
当時は新婦の片想いで終わり、新郎に想いを伝えることはありませんでしたが
10年後に再会し、そこから交際がスタートしました」
ーその一言が、不安を“楽しみ”に変えてくれたー
「新婦の私はとてもあがり症で、低血糖の持病もあり挙式が決まった時から緊張と不安を抱えていました
前撮りのヘアメイク中に体調を崩してしまった経験もあり
当日を迎えるまで正直不安な気持ちでいっぱいでした
そんな中、ヘアメイクリハーサルで出会ったヘアメイクさんがとても気さくで
前向きな言葉をたくさんかけてくださり、少しずつ気持ちがほぐれていきました
当日は控え室でヘアメイクさんのお顔を見た瞬間にホッと安心し
緊張よりも“楽しみ”の気持ちが大きくなっている自分に驚きました
綺麗に仕上げていただく中で自然と自信も生まれ
その言葉の一つひとつが、私にとって本当に魔法のようでした
また、担当プランナーさんが前日に『おまじないとして』とラムネを用意してくださり
たくさんの方に支えられていることを実感し
不安だった気持ちは、これから始まる一日への楽しみに変わっていきました」
ーファーストミートの時のお気持ちー
「とても緊張しましたが、ここまで綺麗にしてもらうのは人生で最初で最後だと思うと
自然とワクワクした気持ちも込み上げてきました」
ーオリエンタルホテルを選んだ理由ー
「何度か宿泊やレストランを利用する中で
”いつかここで挙式を挙げたい”
という憧れが自然と芽生えていきました
また、新婦の友人や知人がオリエンタルホテルで挙式をしており
スタッフの温かな対応や挙式当日の雰囲気がとても素敵だったと聞いたことも
この場所を選ぶ大きな決め手となりました」
ーBride's outfitー
Dress:ELIE SAAB BRIDAL
(エリー サーブ ブライダル)
世界中のセレブリティを魅了し続ける、オートクチュールブランドELIE SAAB BRIDAL
クチュールメゾンならではの上質なファブリックと
計算され尽くした縫製技術が生み出す、美しいディテールが魅力で
お取り扱いが許されるドレスショップも限られた、出会えること自体が特別なブランド
胸元に施された繊細なドレープと上質なシルククレープ生地が叶えるタイムレスな美しさ
華美すぎない洗練された佇まいが、新婦様の気品ある表情や美しい立ち姿をより一層引き立てます
また、付属のロングスリーブは取り外しが可能で
挙式と披露宴で印象を変えてお召しいただける一着です
ーDress episode from coordinatorー
こちらのドレスは、コレクションのPOP UP期間中にご来店いただき出会っていただいた一着でした
当初のご希望のイメージそのものではなかったものの「きっとお似合いになる」という想いからご紹介
お袖を通していただいた瞬間、洗練されたデザインと美しいシルエット
そして新婦様の持つ雰囲気が見事に重なり、その場にいた全員が“運命のドレス”だと感じました
ーファミリーミートー
「挙式までダイエットをしており、そのことに対してお義父さんが
”ランニングの成果があったね”と声をかけてくださいました
その一言で、これまで頑張ってきて本当に良かったと感じた瞬間でした
父も母も多くを語るタイプではありませんが
その表情から喜んでくれていることが伝わり、とても嬉しかったです」
ー 受付でご準備されたレシート写真機ー
「受付での空き時間に、友人同士はもちろん
初めましての友人同士にも仲良く楽しく過ごしてもらえたらいいなと思い、取り入れました」
「披露宴の中でもみんなで楽しく写真を撮れる時間ができました
友人たちにも思い出のメモリーとして
レシート写真を持ち帰ってもらうことができたのも嬉しかったです
新郎新婦は当日、自分たちで写真を撮ることがなかなか難しいですが
レシート写真機を使うことで
ゲストと交流しながら自然に写真を撮ることができるのでおすすめです」
― 新郎様のジャケットセレモニー ―
「緊張しすぎてそれどころではなかったため正直なところ、あまり覚えていません…笑
普段はあまり父とコミュニケーションを取るタイプではありませんが
結婚式という特別な一日をきっかけに
感謝の気持ちをハグという形で伝えることができました」
― 母から娘へ、想いを託すベールダウン ―
「事前にプランナーさんからベールダウンの意味を教えていただいていたこともあり
これまでの母との思い出や、苦労をかけながらも私のためにしてくれたこと
そして母からの本当の優しさが、今日この瞬間に一気に思い出されました
”ありがとう”という気持ちと同時に
”お母さんの優しさに気づくまで時間がかかってごめんなさい”
という想いで、胸がいっぱいになりました
ベールダウンの際、母が耳元で囁いてくれた
『幸せになってね』という言葉は
これから先、どんな時も私を支え、励ましてくれる宝物の言葉です」
ー挙式ご退場ー
「緊張がほぐれ、参列してくれた家族や友人一人ひとりの顔が目に入り
改めてその存在の大きさを感じ、とても嬉しい気持ちになりました
たくさんの方に祝福されながら迎えたこの瞬間の感動は今でも心に深く残っています」
ーFlower Story from the Coordinatorー
会場装花には、バラ、トルコキキョウ、アンスリウムを使用し
全体にやさしく上品な華やかさを添えました
会場全体は、やわらかなアプリコットや落ち着いたピンクをベースに
ニュアンスのあるベージュの花々と、ブラウンやアンバーを差し色として取り入れることで
甘くあたたかな雰囲気の中に、ほどよい落ち着きと大人っぽさをプラス
女性らしさの中に、ほんのりと大人の香りを感じさせる
上品で洗練されたフラワーコーディネートです
色白で清楚な雰囲気が印象的な新婦様、その佇まいからイメージを膨らませながら
やさしさと品の良さを大切にしたフラワーコーディネートをご提案しました
ーパーティーのコンセプトー
「学生時代の友人がほとんどだったため
久しぶりに再会する友人同士が、自然と会話を楽しめるような
同窓会のようなあたたかい雰囲気のパーティーにしたいと考えました」
ーお料理のおもてなしー
「和食をベースに、お箸で楽しめるお料理をセレクト
温かいお料理を中心に構成することで、おふたりが大切にされていた
“あたたかい雰囲気づくり”のテーマにもぴったりでした
ゲストの皆さまからは”これまで参列した結婚式の中で一番美味しかった”とのお声もいただき
おふたりにとっても忘れられないおもてなしのひとつとなりました」
ケーキカットのあとは、ご友人へのサプライズバイト
会場が笑顔とあたたかな拍手に包まれたひととき
ーサプライズエスコート退場ー
新婦様:「学生時代、母の代わりに厳しくもあたたかく見守ってくれた叔父へ
感謝の気持ちを伝えたく、サプライズでエスコートをお願いしました
たくさんの思い出とともに、この特別な形で想いを伝えることができ、嬉しく思っています」
新郎様:「プロフィールムービーを制作する中で、幼少期の写真や映像を見返し
たくさんの愛情に包まれて育ってきたことを改めて感じました
その感謝の気持ちを込めて、エスコートをお願いしました」
ーChanging dressー
Dress:Oscar de la Renta(オスカー デ ラ レンタ)
アメリカンクラシックを代表するラグジュアリーブランドOscar de la Renta
王道で普遍的なクラシックさの中に
さりげない遊び心を効かせた、タイムレスな美しさが魅力
細身のマーメイドラインでありながら
芸術的なレースが圧倒的な存在感を放つ一着です
ーDress episode from coordinatorー
初めてのご試着から、ずっと変わらずに愛してくださった一着
きっかけは、新郎様からの「着てみてほしい」というひと言でした
Oscar de la Rentaならではの存在感と、美しく計算されたシルエットが
新婦様の女性らしく上品な魅力をさらに引き立て
唯一無二のスタイルを叶えました
カラフルなデザートが並ぶ、幸せなひととき
ゲストの笑顔とともに、パーティーはより一層華やかに彩られました
― 一日を結ぶ、記憶に刻まれたラストシーン ―
「あがり症で、人前で話すことがとても苦手な私は
両親への手紙を読むかどうか、最後まで悩んでいました
けれど、大切な人たちが一つの場所に集まり
その方々に見守られながら両親への気持ちを伝えられる機会は
もう二度とないかもしれないと思い「読まない後悔」よりも「読む勇気」を選びました
母が人前で涙を流す姿を見たのは、人生で初めてでした
強く、弱さを見せない母が見せたその表情から
これまでたくさんの見えない愛情に包まれてきたのだと実感しました」
ーパーティーを終えてのおふたりのご感想ー
「一生に一度の結婚式がこんなにも幸せなものになるとは思っていませんでした
予想を遥かに超える、幸せな時間を過ごし、そこで生まれたひとつひとつの瞬間は思い出となり
これから先も、私たちの中で色褪せることなく残り続けると思います」
ーオリエンタルホテルを選んでよかったことー
「洗練された雰囲気で、全ての担当スタッフの方が
寄り添って挙式日まで一緒にすすめてくれたことです
披露宴会場もゲスト同士の距離も近く、交流しやすくてとても良かったです
オリエンタルホテル神戸で挙式を挙げることができ、心から”本当に良かった”と感じています」
ーStaff creditー
Wedding planner:岸添 えりか
Photographer:Go Nagai(AOULEE)
Florist:五十嵐規高(レッシグデザインビュロ)
Hair and makeup:鯵坂柚那(BiE & CO.)
Dress coordinator:原田 涼
(THE TREAT DRESSING)
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