party report
オリエンタルホテルのパーティーレポート

NEW◆大人数ウェディング◆
〈2025年5月レポート〉
花びらのようにゲストテーブルが並ぶ会場レイアウトで
“OHANA” WEDDING
披露宴会場 : ザ・オリエンタルルーム
挙式スタイル : 人前式
参列人数 : 79名

ーおふたりの馴れ初めー
出会いは大学生の時の短期留学
「行き帰りの飛行機で隣の席だったこともあり、
そこで仲良くなったのがきっかけでした
ふたりともアクティブな性格で、お付き合いがスタートしてからはいろんな場所へ旅行しました
どこへ行っても何かしらのハプニングがつきものでしたが
そうした出来事を乗り越えながら、より仲を深めていきました」

ーオリエンタルホテルを選んだ理由ー
「格式のあるホテルでありながら、カジュアルな雰囲気も兼ね備えたオリエンタルホテル
何より料理がとても美味しくて、式場見学の1箇所目で即決しました
さらに、スタッフの皆さんの温かい人柄にも惹かれ
「ここなら安心して結婚式の準備ができる」
と感じたことも大きな決め手になりました
木の温もりを感じるチャペルと
淡いグリーンの扉やレトロなシャンデリアが印象的な
オリエンタルルームに一目惚れでした

新郎様と一緒に衣装を選んだため、
ファーストミートはせず
リラックスした雰囲気でブライズルームで
お支度が進みます

ーBride's outfitー
Dress:TREAT MAISON
THE TREAT DRESSINGのアトリエから誕生したブランド、TREAT MAISON
TREATが誕生してから何千種類ものインポートドレスと向き合い続ける中で
繊細なレースの扱い方、美しい縫製の仕方、そしてこれまで培ってきた審美眼によるドレス
胸元はドレープになっており、腰元から異素材でふんわりと広がるチュールの裾元には
刺繍が贅沢にあしらわれており、シンプルの中にもデザイン性がある一着

ーDress episode from coordinatorー
チュールやレースたっぷりのドレスをお好みでいらっしゃり
でもどこか大人っぽさを求めてくだった新婦様に
オリエンタルの気品溢れる空間 でお召しになられるからこそ
すべてを汲み取ったうえでお洒落さも叶えてほしいと思いご提案したドレスでした
二度目のお打合せご提案をさせていただき、この一着のみを試着され運命のドレスとなりました

ーWedding receptionー
「ウェルカムスペースには、来てくださったゲストの皆さまへの感謝の気持ちを込めて
全員分の思い出の写真に一言メッセージを添えて飾りました
写真の選定から飾り方まで悩むことも多かったのですが
”どうしてもやりたい”と思っていたことが形にできて、本当に嬉しかったです
装飾はお花や、ふたりで手作りしたキャンドルなど心を込めたアイテムを添えました
”少しでも私たちらしさが伝われば…” という気持ちで準備を進めたので
後日写真を見返し、ゲストの皆さまが笑顔で見てくださっていたことに気づいたときは
本当に嬉しかったです」

ーファミリーミートー
「エレベーターが開いた瞬間、新婦のウェディングドレスに全員がくぎ付けになったように思います
両家の両親も普段は見られないモーニングや留袖の姿で
いよいよ結婚式が始まるという実感が湧いたことを覚えています
あえてこの場だからと特別に話すのではなく
いつも通り実家のような雰囲気でおしゃべりしながらリラックスできたのも印象的でした」


ージャケットセレモニーで感じられたお気持ちー
「思春期を過ぎてからは、母に服を着せてもらうことはなかったと思います
セレモニーでジャケットを羽織らせてもらい、懐かしい気持ちになったのも束の間
背中を思い切り叩かれてしまい、思わず笑ってしまいました
そんな感じも僕と母らしいなと思いながら緊張が少しほぐれたので、母には感謝しています」

ーベールダウンで感じられたお気持ちー
「チャペルの扉が開いた途端に、その特別な空間と遂に式が始まったんだという思いから
急に心臓が高鳴りました。でも涙をこらえながら、ベールダウンしてくれた母の”おめでとう”の声
その変わらない優しさに包まれて、ほっと安心したあの瞬間は、本当に忘れられません」

ーWedding ceremonyー
「最初は、人前式ってセンスが問われるイメージがあって
無難にキリスト教式かなと考えていました
でも、プランナーさんに『記念日に交換する手紙のようにお互いに気持ちを伝えてください』
と後押しされ、人前式+“when letters”のアイデアを採用しました」

”when letters” は人生の節目となる5つのタイミングについて、お互いに向けて書かれたお手紙
1. 誓いの言葉
2. 子どもを授かったとき
3. 次に引越ししたとき
4. 大喧嘩したとき
5. 結婚10周年
「1.の誓いの言葉 をみんなの前で読み上げてその後は誓いのハグをしました
初心を忘れずに、これから訪れる未来を笑顔で迎えられたらいいなと思っています」


ーパーティーのコンセプトー
「ハワイ語で”深い絆”を意味する “OHANA” WEDDING をテーマに設定しました
ゲストは同世代が中心だったため、アットホームなパーティーになるよう心がけました
また、せっかくお越しいただいたすべてのゲストとお話を楽しみたいと考えていました」

ーまるで花びらのようにゲストテーブルが並ぶ会場レイアウトー
「パーティーのコンセプトをお伝えした際に
プランナーさんからこちらのレイアウトをご提案いただきました
未知の部分が多く、少し挑戦的な試みになるとお聞きしていましたが
プランナーさんの熱い想いに背中を押され、覚悟を決めて挑戦することにしました」

ーFlower coordination by plantscollectionー
”ゲストとの距離を近くに感じたい”
”カジュアルに明るい雰囲気で”
会場中央におふたりのメインチェアを配置し
そのまわりをぐるっと囲むように円卓でゲストに着席いただくので
どこからみても素敵に見えるようにお花もバランスをとりました
花材はアンスリューム、カスミソウ、オンシジューム、ダリア
ガーベラ、カーネーション、ガーベラ、コチョウラン、暖色系でまとめて
ブーケもご新婦様の大好きなお花が詰まった
会場装花とバランスの良いお花を束ねました
ーFrom floristー
「とても楽しくお話してくださるおふたりでした
会場中央におふたりが座るレイアウトは私にとっても初めての試みだったので
私も想像しながら”素敵になるので、一緒に楽しみに当日を迎えましょう”
とお伝えしたところ、快くお任せいただきました」

ーゲストの名入りカップをギフトとしてお席にご用意ー
「引出物としてはカタログギフトも良いですが
プレゼントしたものを目の前で実際に見てもらえるとより素敵だなと思い
『ガラス ル・スール フリーカップ』を選びました
席札代わりの木箱には、ゲストの名前を普段呼んでいるあだ名で書いてもらい
そのイメージに合わせてカップを選んでもらっているので
ひとつひとつ形や色が異なり、みんなの反応を見るのがとても楽しかったです」

ー名入りカップでオープニングセレモニーー
「ケーキ入刀の代わりに、披露宴の始まりの合図として
木箱に入ったグラスを一斉にオープンするオープニングセレモニーを取り入れました
式の後も、カップや木箱を飾ったり使ったりしているという感想をいただけることが嬉しく
この演出を取り入れて本当に良かったと感じています」

新郎新婦様を中心に、まるで花びらのようにゲストテーブルが並ぶ会場レイアウト
「実際に当日を迎えての感想としては、非常に良かったです!
私たちが中心にいるため、どのテーブルとの距離も近く
期待通り気軽に話しかけてくださるゲストが多かったように感じます
中座の前後でハイチェアの向きを変え、全体的にゲストの皆さんに向ける形にしたのも良かったです
ゲストへの話す向きについては、事前に少し不安もありましたが
実際にやってみると想像していたほど話しづらさはなく、自然にできたと感じています」

ーお色直し退場ー
「エスコートは、幼い頃から私とよく遊んでくれ
私の花嫁姿を一番楽しみにしてくれていた祖父母にお願いしました
80歳を超えても元気でいつも私を気にかけてくれる祖父母へのサプライズとなり
心に残る素敵な思い出になりました」

ーエスコートに選ばれたゲストへの想いー
「唯一の兄弟である弟には、どこかの場面で登場してもらおうと当初から考えていました
アメフトをやっていたこともあり体格が良く、ユニークなキャラクターでもあるので
演出的にも良いアクセントになるのではと思っていました 笑」

ーChanging dressー
Dress:ANNE BARGE(アンバルジ)
ヴィンテージのオートクチュールからインスピレーションを受けた
時代に左右されない上品なクラシックさが世界中に多くのファンをもつANNE BARGE
極上のファブリックを贅沢に使用し、職人がハンドメイドでつくり出すドレスは
ANNE BARGEが大切にする「素晴らしいデザインは永遠に」を体現しています
ーDress episode from coordinatorー
初回のお打合せで一目惚れをしてくださり
お色直しは最初和装の予定でしたが、やはり忘れられないとご決定された一着
新婦様の愛らしい笑顔に幸福感溢れるカラードレスが本当にお似合いで印象的でした

「お色直しで着たカラードレスは、式が終わって着替えるのが名残惜しいほどのお気に入りでした
好きな色が散りばめられていて『こんなドレス見たことない!』と
皆さんにおっしゃっていただけたことがとても嬉しかったです
ヘアスタイルは、ツインハーフに、ドレスに合う2色のリボンを結んでいただきました
新郎は、薄いグリーンのシャツに水玉柄の蝶ネクタイとカジュアルなスタイルで
ドレスとの相性もバッチリでした」
お色直し後もおふたりのお席をゲストが囲み賑やかな時間が続きます

ーCandle relayー
トワイライトの時間に合わせて行われたキャンドルの演出
「せっかくなら集まってくれたゲストみんなに参加してもらいたいと
キャンドルの灯を私たちからゲストに繋いでいくキャンドルリレーをしました」

「願いを込めてみんなで一斉に吹き消す光景は幻想的で、今でも忘れられません」

ー感謝の気持ちを伝える時間ー
これまでの感謝の気持ちを親御様へ届けます
そしてラストの演出は ”ワンモアチアーズ”
「結びも笑顔で!という思いから取り入れたワンモアチアーズ
結婚式は結びの場でもありますが
夫婦としてのゲストの皆さんとの関係はここからスタートするんだという気持ちになりました」

ーパーティーを終えてのおふたりのご感想ー
「本当にあっという間の、最高に幸せな時間でした。”ゲストとの距離が近くなるように”
と願って臨んだパーティーでしたが実際にゲストを中心に会場が一つになる瞬間が何度もあり
ある意味“作戦通り”でとても嬉しく思っています
パーティーの形は人それぞれで、勝ち負けがあるものではありませんが
”ゲストとの一体感”部門があれば最優秀賞をいただけるのでは?と思えるほど大満足の一日となりました
ーゲストから届いたお声ー
”お料理がどれも本当に美味しくて、印象に残った。今まで食べた中で1番だった”
”引出物のグラスがゲストごとに一点もので、とても嬉しかった”
”センターテーブルのホームパーティー感が良かった”
”スタッフさんとの一体感。打ち合わせを重ねて連携が取れていました”
親御様より
”しっかり準備したのはもちろん、スピーチや演出を通して二人の人柄が来訪者に伝わる
心のこもった披露宴だった”
”二人の友達のスピーチからも人となりが伺え、似た者夫婦の雰囲気が醸し出されていた”
”準備は大変だったと思いますが、見ていて安心しました”

ーオリエンタルホテルを選んで良かったと思うことー
「スタッフさんのアイデアと発想力に感動しました!
正直なところ、最初は特にこだわりもなく、”全部お任せでもいいかな”と思っていました
でも、スタッフさんとの打ち合わせを重ねる中で
少しずつ私たちらしい“理想の式”のイメージが膨らんでいき
気がつけば、あらゆるところにこだわりが詰まった式になっていました
初回の打ち合わせから、プランナーさんは私たちのことを深く知ろうとしてくださり
さらには私たち自身が気づいていなかった思いや希望まで丁寧に引き出してくれました
”どんな式にしたいか”という気持ちを、言葉にしきれない部分までくみ取ってくれたと感じています」
ーこれから式を迎えるプレ新婦様へのメッセージー
演出でやりたいことがなくても大丈夫。私自身、相談の中から理想のカタチが見えてきました
結婚式に関する情報は、ネットでいくらでも調べられる時代です
でも、私は「これがしたい!」という明確な演出が最初からあったわけではなく
むしろ「これはちょっと避けたいかも…」という演出がいくつかある程度でした
そんな状態でのスタートでしたが、プランナーさんとの打ち合わせの中で
「こんなこともできるんだ!」という新たなアイデアや発見がたくさんありました
少しの好みや雰囲気の話からでも、プロの視点でさまざまな提案をしていただけるので
自分たちに合った式の形が自然と見えてきたと思います
演出に悩まれている方がいれば、ぜひ気軽にプランナーさんに相談してみてください
きっと、思いもよらないヒントや選択肢が見つかるはずです
ーこれから式を迎えるプレ新郎様へのメッセージー
オリエンタルホテルのサービスは本当に素晴らしく、最上級です!
自信を持って神に誓えるほどおすすめできます
ただ、正直に言うと他の式場と比べると少しだけ料金は高めかもしれません(笑)
とはいえ、サービスの質を考えれば納得の内容です
準備は奥さまやご家族とよく相談しながら進めるのがポイントだと思います
満足できる結婚式を望む方には、ぜひ検討してほしい式場です

ーStaff creditー
Wedding planner:望月 愛
Instagram @ai_mochizuki_wedding
Photographer:山下 綾太(ideagraph)
Florist:小薬 忍(plantscollection)
Dress coordinator:鈴木 芙羽佳(THE TREAT DRESSING)
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